戸田先生の最大の功績のひとつが、神本仏迹論を根絶させたことでしょう。
オウムの残党がいまだ存在することからも分かるように、一度発生したカルト思想を根絶するのは、並大抵の話ではありません。
火災の鎮火において、「だいたい消したからいいだろう」ということはありえません。
完全に消火するまで、決して現場を無人にせず、何日でも水をかけ続ける必要があります。
まして、悪との闘いにいささかの妥協も許されません。
悪に対しては、最後まで徹して攻撃的でなくてはならないのです。
「このくらいで大丈夫だろう」と、追撃の手を緩めてしまうのは、結局は「臆病」です。心の片隅に、正義への不信が残っているからこそ、無意識に敵をかばってしまうのです。
この、己心に潜む不信こそ、第六天魔王の正体です。
悪を潰しきれなければ、結局はまんまと魔王に敗北したことになり、あなたは決して仏になれません。臆病者は絶対に仏になれません。
第六天魔王を叩き潰し、跡形もなく根絶する他に、成仏の道は存在しないのです。
姿を変えて現れても、何度でも叩き潰すんです。
現状に即していえば、旧統一教会も、取引や妥協の余地は微塵もありません。
日本から跡形もなく消え失せるまで、徹底的に叩き潰す以外の選択肢はない!
そう決意し、そう宣言するんです。世界のだれよりも邪教を憎むのが、創価の青年です。
青年に覇気がなければ、もはや青年とはいえないでしょう。