奇しくも三代会長は、全員がご子息に先立たれています。
牧口先生三男の洋三氏は、甲子園にも出場したスポーツマンで、創価教育学会の目白支部長として信行に励まれていました。
しかし戦局の悪化により徴兵され、37歳の若さで戦場の露と消えます。
獄中にあった先生の失意は計り知れず、それから3か月後、殉教の生涯を閉じられました。
いうまでもなく戦争は総罰であり、信心しているから自分だけ無事というわけにはいきません。
「信心していれば消費税を払わなくてよい」ということにはなりませんよね(笑)
また、自分だけ助かれば良いなどという仏はいません。
だからこそ、広宣流布しかないのです。国土世間に福運が無く、総罰に満ちていれば、どんなに自行に励んでも、幸福ではいられません。
学会が大きくなるにつれ、総罰も徐々に落ち着いてきました。これはまさに池田先生の功績です。
とはいえ、今では広布退潮の兆しも見えており、まったく油断はできません。
まして、第六天の魔王は広布のリーダーを集中的に狙い撃ちしてきます。
信心していればコロナにかからないなどということはありません。むしろ信心しているからこそ、魔王に狙われている自覚を持ち、人一倍の用心を重ねるべきなのです。