池田会長講演集第1巻より
同居家族が信心に反対している場合は、無理に御本尊を受持させないほうがよい場合があります。
ご安置そのものに反対の場合は、内得信仰ということで、(中略)ともに学会員として活動し、福運を積んでいってほしい。
戸田先生も、独房に御本尊をご安置することはかないませんから、冷たい壁に向かってお題目を誦していました。
この御本尊はあくまで我らが胸中の御本尊です。様々な事情でご安置に至らないとしても、それが成仏の妨げになることはありません。
決して、本尊流布という「成果」「形式」に囚われてはならないのです。本人が発心したのであれば、それは立派な折伏であり、もちろん功徳もあります。
形式で信心の厚薄を論じるのは、実におろかであり、幹部がそのような姿勢ではむしろ広布を妨げてしまうでしょう。