池田大作全集86 78頁より
一次元からいえば、爾前経、小乗経などは、心身を整え、生命を健康にするための教えであった。
それが、大宇宙の境涯、永遠の生命を覚知するための素地となる。
生命が健康でなければ大境涯を悟ることはできない。
健康即仏法である。
交通事故を起こさないことも、体調を崩さないよう努力することも、全て仏法に含まれる。
全集83 165頁より
具合が悪いのに、我慢している人がいる。
そんな我慢がいつまでも続くわけがない。
もっと要領よく(爆笑)幹部の顔なんか気にしないで(爆笑)自分自身で、自分自身の健康を守らねばならない。
207頁より
大切な同志に、決して無理をさせてはならない。
無理をすることと、強信とは別である。
健康でなければ、広宣流布への不惜の行動もできない。
摩訶止観には、仏法だけでなく当時の医学についても詳しく解説されています。
下等な宗教は医学を否定しますが、仏法は医学を内包する教えなのです。
学会活動さえ頑張っていれば事故にあわない、病気にならないなどという思い込みは、仏法と何の関係もない「迷信」に過ぎません。
それ自体が法華経の修行から外れているため、どんなに祈っても、功徳は得られないのです。
祈っていれば新型コロナに感染しないなどということはありえません。
医学的に最善を尽くすことこそが、法華経の修行なのです。