白木義一郎氏によると、戸田先生は御書講義において
「身体で読むんだよ」
と連発されていたそうです。
結局、
信仰は「体得」が全てであり、自らの生命・生活・環境が変化しなければ、何の価値もありません。
たとえ御書を丸暗記したところで、知識は来世まで持って行けません。
むしろ「仏法を極める」姿勢を五体生命に刻み付けることが肝心です。
色心不二・依正不二の法理からして、わが生命が変化すれば、必ず身体も環境も変わります。それは宿命が変わるということです。
御書の一文一句を、わが五体生命に照らし合わせて拝していくことです。