最初は純真に信心していても、役職が上がるにつれて慢心する幹部は、決して少なくありません。
こうした幹部には、「役職で信心を量る」傾向が強いという共通点があります。
自分より上の役職者には、卑屈なまでに従順ですが、部員さんには尊大な態度を取ります。
自分が師匠であるかのようにふるまい、部員さんを子分のように扱うのです。
特に困るのは、会合をむやみに開いて、結集ノルマを一方的に割り振る幹部です。
そのために現場がどれだけ忙殺され、かえって折伏が遅れてしまうか、一度でも考えたことがあるのでしょうか?
会合を開くことが、信心ではありません。
不要な会合は、反価値であり、有害です。
もともと、学会には惰性の会合が多すぎます。
池田先生からは繰り返し「会合は最低限に」という指導が出ています。
増上慢の幹部が現れたら、厳しく叱らなくてはなりません。
絶対に放置してはいけません。
場合によっては、一時活動停止を言い渡すことも必要でしょう。
威張る幹部など、学会には1人もいりませんし、いてはならないのです。
彼らを放置しておくと、多くの部員さんが組織から離れてしまいます。
というか、元気のない組織の原因は、たいてい幹部の傲慢さにあります。
誰も叱らないから、どんどん増長してしまうのです。
聴く耳を持たない場合は、学会本部に直接メールしましょう。
https://secure.sokanet.jp/goiken/soka_opinion/
各方面・県の「組織指導委員会」に連絡が入るはずです。
内部の魔と対決することも、重大な闘いです。
池田先生は、最高幹部に少しでも増上慢がみられると、厳しく叱りました。
だからこそ、学会は堕落せず、ここまで発展できたのです。
しかしもう、師匠を頼る時代ではありません。
師匠が命懸けで築いたこの組織を、堕落した幹部から守ることは、われわれ青年部の責任なのです。