「若き指導者は勝った」によると、池田大作青年は師が苦境にあったとき、愛読書の「プルターク英雄伝」セットを売却し、師の生活を支えたそうです。
また大阪の戦いでは、関西本部に出前のラーメンなどをたびたび差し入れしていたといいます。
大淀区のジュース工場で会合に参加した際には、参加者全員にポケットマネーでサイダーを振る舞っています。
このように池田青年は、師だけでなく同志全員に対して、供養を惜しみませんでした。
もちろん、功徳はカネで買うものではありません。必ずしも御供養しないと成仏できないわけではありません。
御供養はとりわけ「本人の自発性」が全てです。幹部だからみんな横並びで財務を頑張らねばならないことなどありえないし、まして役職ごとの「相場」など絶対ありえません。
たとえ1円であろうと、最敬礼で拝受するのが職員の姿勢です。
ただし、もしあなたが、2ケタ3ケタの本部への財務を毎年欠かさないのに、同志にはジュース一本差し入れたことがないのだとしたら、信心が歪んでいるといわざるを得ません。
あなたは無意識に「本部職員だけに御供養を受ける資格がある」と思い込んでいます。それは仏法とは何の関係もないカルトです。
会長に供養を受ける資格があるのなら、当然、全会員に同じ資格があります。
お互いに供養し合って、共に功徳を受けていくのが、学会員のあるべき姿です。またそれが、共に地涌の自覚を強化することにつながります
「功徳を積ませてくれ」とお願いして、青年たちにラーメンやコーヒーをごちそうするような中心者が少しでもいれば、学会ももう少しマシになるでしょう。