池田大作全集73 68頁より
今はもう一度、足元を固め、基礎体力を強くしておかねばならないと思う。
人材の育成、鍛錬に全力を挙げていかねばならないと深く決意している。
今は組織の発展を急ぐ必要はない。あせってはならない。
ともかく人材をつくることである。
このご指導は平成元年のスピーチなのですが、30年後の今もなお、タイムリーなご指導といえるでしょう。
いまや、学会員といっても「名簿だけ」のメンバーがほとんどです笑
題目三唱すらしない、幽霊会員がどれだけ増えても、意味はありません。
かといって、受け身で会合に出てくるだけのメンバーがどんなに増えても、やはり広布の進展にはつながりません。
拡大がなければ、衰退する一方です。
また、未来を見据えると、総力を挙げて未来部・青年部を育てなくてはいけません。
すぐに結果は出なくても、それをやらない限り、学会は老いる一方です。
今の学会に足りていない人材は、明らかに「折伏の闘士」です。
100人の「会合屋」を育てるより、たった1人の「折伏屋」を育てるほうが、はるかに意味があります。
特に青年部は、中核人材ほど創価班・牙城会・白蓮グループ等の会館会合運営が最優先となってしまい、忙しすぎて信心している暇が無いという本末転倒ぶりです笑
「雑用」は壮年婦人が担い、青年部には折伏に専念してもらうのはいかがでしょうか。
幸いにも、教学についてはかなり底辺の拡大が進んでいます。でたらめな折伏をするリスクは低下しています。
今こそ、全員が折伏屋として1人立つ時なのです。