1996/2/24東京牧口でのスピーチより
人の ものを をしふる(ひと の もの を 教うる)と申すは 車のおもけれども油をぬりてまわり・ふねを水にうかべて ゆきやすきやうにをしへ(おしえ)候なり
上野殿御返事
通解
人がものを教えるというのは、車が重かったとしても、油を塗ることによって車輪が回り、船を水に浮かべて行きやすくなるように教えるのである。
大切なご指導である。車輪が重いのに、油も差さずに無理やり回せば、壊れてしまうであろう。
相手が何を思っているかも考えずに、一方的に指導したとしても価値がない。
画一的な指導はいけない。
学会には、独りよがりの指導をしたがる幹部が大変多く見られます苦笑
為人悉檀(相手に応じた説法)ができていないのです。
一方的に自分が言いたいことを言うのは、ただの自己満足です。まずは部員さんの言葉にしっかり耳を傾けることです。
10人いれば、10通りの指導があるはずです。
いつも同じ指導を繰り返しているだけだとすれば、指導になっていないと考えるべきでしょう。