池田大作全集73 103頁より
信心の世界には、引っ込み思案や遠慮は無用である。
組織上の権限や役職があるとかないとかではなく、それぞれの立場で明快に悪は悪、善は善と、言い切っていかねばならない。
それが学会を、ひいては自分自身を守ることになる。
学会活動は、受け身ではいけません。
特に、
本部に対して現場から意見を上げていくことは、弟子としての重要な闘いです。
地元幹部を通す必要などありません。あなた自身の生の声を、ダイレクトに届けてください。
※創価学会へのご意見はこちらから https://secure.sokanet.jp/goiken/soka_opinion/
「会合や任務が多すぎて折伏や家庭訪問ができない」
「選挙戦が始まると折伏がストップしてしまう」
「どう考えてもこの幹部の言動はおかしい」
などなど、現場の声は本部にとっても貴重な意見になるはずです。
組織内の悪を放置すれば、与同罪になってしまいます。
幹部への不満をそのまま放置していれば、怨嫉で功徳を消してしまいます。
最終的には、学会そのもの、仏法そのものに対する不信になってしまうのです。
何より、現場が地元幹部の顔色ばかりうかがっていたら、地域ごとに派閥になってしまいます。
幹部は、あくまで「役目」に過ぎず、断じて師匠ではありません。
破和合僧を予防するためにも、全員に「本部直結」の意識と行動が必要なのです。
仮に、通報が原因で地元幹部にいじめられたなら、その事実を逐一学会本部に通報してください。これは、派閥化を予防するための闘いです。中途半端では意味がありません。
場合によっては、あなたが本部から誤解され、役職解任や活動停止等の処分を受けるかもしれません。「それを覚悟で」組織悪と闘うのです。
そうなったとしても、長い目で見れば、あなたの告発が正義だったことは明らかになります。
押し付けられた役職をご免となり、会合も堂々と欠席できるのなら、これほどの功徳はありません笑
あなたの成仏を決められるのはあなたの信心だけです。本部に成仏させてもらうわけではないので、組織の評価など、どうでもいいことです。
信心とは組織に褒められることではなく、「師匠に」褒められることなのです。