1996/2/24東京牧口でのスピーチより
酒を飲むと人格が変わる人間がいる。
そういう人間が幹部になって、会員に迷惑をかけるようなことは、絶対にあってはならない。
そんな幹部を放置すれば、学会の「清浄なる世界」が壊されてしまう。社会の信頼も失う。
「迷惑です。出ていってください!」と、毅然と言い切るくらいの厳しさがなければならない。
壮年男子にとって最大の魔は、やはりお酒でしょう。
晩酌の習慣があれば、勤行の時間も減ってしまうし、朝寝坊にもつながります。二日酔いでは職場の信頼も失うでしょう。
しまいには「勤行は5分、晩酌は5時間」という生活リズムにおちいってしまいます苦笑
これでは「南無アルコール」です。
冗談ではなく、お題目よりアルコールの方が幸せになれると信じているから、そういう生活になるのです。
酔ったまま会合に出るとか、運転するなど、酒乱の気があるメンバーを幹部にすることがあってはならないし、もしそんな幹部がいればただちに禁酒を指導しなくてはいけません。
アルコール依存は年齢と共に増えていくので、若いころにまじめだった幹部でも油断できません。
学会では、組織としての飲み会も厳禁です。
飲み会だと言えば、確かに普段出てこないメンバーも来てくれるでしょう。
しかし、求道心で集まったのでなければ、その結集には何の意味もありません。
お酒につられて出てきたメンバーばかりになってしまえば、組織はめちゃくちゃになってしまうでしょう。