こころに響く言葉より
女性解放運動は男女の人間的な価値の平等と、社会に進出する機会の平等とに立脚すべきであり、女性が男性化することにその目標が置かれるべきではないと思う。
それは女性の人間としての価値を損ずることであるとさえいえよう。
長い髪やスカートを捨てることが、男女平等ではありません。
もちろん、男性がスカートを穿く
男女の差異を否定するのは全体主義であり、個性を無視する画一主義です。
そうではなく「女性らしさ」と「男性らしさ」の価値を平等に認めることが、真の男女平等です。
女性が男性化されるのではなく、男女ともに中性化されるのでもなく、女性は女性らしく、男性は男性らしく生きられるのが仏国土です。
決して伝統的な「おしとやかさ」や「奥ゆかしさ」などが否定されてはいけません。
女性に雄々しさ、猛々しさを強いるようなことがあってはならないでしょう。