世界を照らす太陽の仏法より
仏法と世法を分断し、一方を切り捨てたり、下に見たりするのは「中道」ではありません。
信心をしているからといって、社会の良識に反する行為が許されるわけではありません。
「人間革命」には、戸田先生が反社会的勢力からヤミで紙を買うシーンが出てきます。
もちろんこれは、あらゆる物資が不足していた当時において、他に紙を仕入れる方法が無かったためのやむを得ない非常手段であり、今日においては、反社との接触など絶対に許されません。
もし現在、反社と付き合っている幹部がいたなら、いかなる功労者であろうとも、即解任が当然です。
そのような幹部を黙認してしまえば、学会そのものが世間から「そういう団体」に見られてしまいます。広布へのマイナスは計り知れません。
当然、反社に学会が利用されてしまうことにもなるでしょう。
世法は常に変化しています。常に最新の世法を踏まえていくことが、そのまま仏法なのです。
世法を離れて仏法はありません。
智者とは世間の法より外に仏法を行ず
減劫御書(1466頁)