昭和27年10月21日火曜日、女子部から一期生の精鋭20人が選抜され、戸田先生から直接訓練を受ける人材グループ「華陽会」が発足しました。
これは、男子部の水滸会結成に、2カ月先立っています。
開催のペースは、水滸会と同様、月に2回です。
水滸会が中断した際にも、華陽会は継続しています。
すなわち事実として、戸田先生は、男子部より女子部の訓練により多くの時間と生命を費やしたのです。
先生より直接訓練を受けたメンバーの多くは、数年後には婦人部(今ならヤングミセス)の中核となり、若き池田会長とともに、数百万世帯の拡大を達成しました。
広宣流布のカギを握るのは、青年部であり、女子部です。
法華経は世界で初めて、そして唯一、男女平等を説いた聖典です。
(ちなみに「平等」は仏法用語)
それだけに、女性は法華経の真価を直観することができます。
これは、末法の広宣流布の主役が女性であることの証明なのです。
今の学会でさえ、まだ迹の姿なのです。
今までの青年部は、偉大な師匠に甘え、自立できていませんでした。
原田会長もすでに70代であり、いつまでも頼っているわけにはいきません。
真に青年が立つ時が来ています。
本門の時代とは、青年部、特に女子部から、続々と会長が出る時代です。
その時はもう目前に迫っているのです。