私の履歴書より
成績は中くらいであり、いたって平凡な少年であった。特徴らしきものは何もなかった。
2年生の時に父がリューマチで病床に臥し、寝たきりとなった。
学校に通う駒下駄の鼻緒を買えずに、母がいつも編んでくれた。
長兄の喜一はせっかく入った中学校をやめ、リヤカーを引いて野菜を今の武蔵小杉に仕入れに行き、売って歩いた。
私もたまに日曜などには、リヤカーの後押しをして手伝ったものである。
このように池田先生は、どこにでもいる貧しい家庭で育った少年でした。
決して才能や環境に恵まれていたわけではありません。
しかし法華経に帰依し、戸田先生の薫陶を受けることで、史上最多の名誉学位を受けるまでになったのです。
未来の可能性は無限大です。
今、コロナ禍で行き詰っている方も、決して自らを見捨ててはいけません。
外ならぬ日蓮大聖人が、全宇宙の諸天善神が、あなたの味方なのです。