戸田先生が会長就任の後、真っ先に着手したのが、本部婦人部委員の選抜でした。
全婦人部の中から、52人の精鋭が選ばれ、会長就任式からほぼ1ヶ月後の昭和26年6月10日に結成式が行われました。
婦人のみの会合は、これが史上初でした。
学会において婦人が男性と同等の闘士に認められた、いわば発迹顕本の瞬間といえるでしょう。
婦人部委員といっても、年齢は様々です。青年部の年代に当たる若き女性もいれば、何人もの子供を育て上げた母もいました。
ともあれ、女性の力が広宣流布の原動力であることを、戸田先生が最も理解していたのです。
その後の歴史を見れば、婦人部が今日の学会を築き上げたことは一目瞭然です。
21世紀の女子部・婦人部も、彼女たちに後れを取ってはなりません!