池田会長講演集第3巻より
結婚の相手は人間として、また男性として優れた人であれば、決して役職にこだわる必要はない。
これは当時の女子部に向けた指導ですが、先生が学会活動を通じての恋愛を問題視されていなかった証拠です。もちろん組織利用には当たりません。
そもそも先生ご自身も活動の中で奥様と出会っています。
昭和の時代に青年部が爆発的に拡大したのは、良し悪しはともかく、出会いを求めた独身の男女が学会に集まってきた側面も否定できません。まさしく化城宝処です。
(こうした側面からの分析がタブー視されていること自体、残念です)
しかし、今では活動で出会って結婚したという話はあまり聞きません。
そもそも男女の接点が限られていますから、多少仲良くなっても次につながりません。また、個人的に誘えるような雰囲気でもありません。
良くも悪くも、今の学会は男女別にストイックに修行するための場であり、出会いを求めることは事実上のタブーです。昭和よりも厳格です。
いわば、男女共学なのに教室も授業も別々のようなものです。
そこに自ら集ってくる青年は、現実として、やはり非常に限られてきます。それが、女子部の消滅という結果となりました。
もちろん創価学会は出会いサークルではありませんが、だからといって意味もなく組織内恋愛をタブー視するのは、とんでもない時代錯誤です。
既婚の幹部なら、独身者のために合コンや見合いをセッティングするくらい当たり前です。(もちろん自由参加。結果は自己責任)それをしないから、あなたの組織は発展しないんです苦笑
失業して悩んでいるメンバーがいたら、担当者は必死で求人情報を探しますよね? それと同じです。
まず、独身メンバーの身になって真剣に同苦してください!
「自分の悩みは自力で解決しろ」というだけなら、最初から組織など要りません。
そもそも、男女別などという組織編制は今どき創価学会くらいでしょう。普通ならそれ自体が男女差別と言われかねません。
時代錯誤を自覚できない限り、今後も青年たちの学会離れは止まらないでしょう。