若き指導者は勝ったより
学会のことのみを考え、社会全体のことを考えなければ、考えがあまりに小さい。
大きく考えることが必要だ。
学会も社会の一部なので、学会の発展だけを考えても、うまくいかないのは当然です。それではカルトです。
自らの所属組織のことしか考えない幹部は大勢いますが、これでは組織は「セクトの寄せ集め」になってしまいます。
「中心者全員が全体観に立つ」ことこそ、異体同心を実現させるための絶対条件です。
部分観に固執する中心者は、かえって和合層を乱し、組織を内部から蝕んでしまいます。
具体的に言うと、聖教新聞しか読まないようでは、幹部の資格はないでしょう。
社会のリーダーならば、日経くらいチェックするのは当然だし、さらにはロイターなど海外の主要ニュースにも目を通すべきです。
さらに、青年と対話していくならば、「Number_iやME:Iが何のことか分からない」というレベルでは、会話が成り立たないでしょう(笑)
リーダーたるもの、青年たちの流行や話題についても、常に勉強が必要です。
釈尊は当時の庶民の言葉であるパーリ語で弘教することを弟子に命じ、貴族の言葉を使うことを厳しく禁じました。
仏法は永遠に、その時代の庶民、青年の言葉で伝えなくてはなりません。
どこまでも社会のために学会があり、その逆ではないのです。