昭和29年5月本部幹部会 戸田先生指導
支部長で、地区部長に守られているようなものは(ここから)出ていきなさい。
支部長は、地区部長を守ってあげるのです。これを支部長に命令します。
また、地区部長は班長に守られるようではいけない。
班長は組長を、組長は組員を守りなさい。これが学会の精神です。
池田大作全集83 449頁より
「中心者を守る」のは当然であろう。しかし、それだけを強調すると、下には威張り、上にはへつらうものも出てくる。
「会員のために中心者がいる」のであって、中心者のために会員がいるのではありません。
和合僧であるから、支えあうことは当然です。それを勘違いし、中心者だけが特別扱いされるような組織では、むしろ破和合僧です。
むしろ、中心者は大きな権限を与えられている分、断じて甘えてはいけません。
会員に叱られて当たり前だと思わなければいけないのです。
折伏を決められない幹部や、教学の話もろくに出来ない幹部が家庭訪問に来たら、相手にせず追い返すくらいで、ちょうどいいのです。
幹部を「甘やかす」のではなく、「鍛える」ための役職なのですから。