創価教育学体系より
知識の宝庫を開く鍵さえあれば、万感の書物を暗誦しなくても、生活上に必要な知識は自ずから得られるものだ。
今日のように書物や印刷物の盛んなる時代にあって、必要なる知識は理解力さえあれば容易に探し出される。
知識を詰め込んで置く必要は無い。
教師は知識の詰め込みは書物に譲って、子弟自身が知識せんとする働きの補助役となる。
明日の生活を心配しなければならぬ国民大多数の小農や、労役階級の子女までの中等普通の教育に、今もなお外国語や難しい数学等の過程が見捨てられないとは何という災難であろう。
検索サイトの登場により、牧口先生の慧眼はますます的を得た指摘となっています。
膨大な知識を詰め込むのではなく「知識を得る方法」を指導するのが、創価教育なのです。