比例区の得票率は
自民 33.28%
立憲 19.88%
希望 17.36%
公明 12.51%
などとなっています。
ただし投票率を考慮すると、トップの自民に投票した有権者は2割を切っています。
立憲と希望の得票率を合計すると「37.24%」となり、自民を超えています。
急増された党でありながら、共に公明党を上回る得票を得ているわけで、意外に有権者の評価は高いと言えます。
つまり、当初の予定通り、民進議員の大半が希望に合流していれば、本当に政権交代していた可能性があったわけです。
そうでなくても、立憲と希望が潰しあいを避けていれば、自民が過半数を割っていた公算は大きいと言えます。
この共闘の流れを壊したのは、共産党です。
いち早く「希望の候補には刺客を送る」と宣言し、野党勢力を分断してしまいました。
自民大勝利の真の功労者は、志位委員長なのです笑
ともあれ、立憲希望に共産・維新・社民を加えた「反安倍票」の合計は52.9%に達し、投票者の過半数を超えています。
大衆は確かに、アベ政治にNOを突きつけたのです。
公明党としても「安倍政権が信任を得た」という発言は驕りと受け取られかねず、厳に慎むべきです。
どんなに組織が頑張っても、大衆から乖離すれば、選挙には勝てません。
今の公明党は、自民に引っ張られすぎです。
公明党が向き合うべきは、自民党ではなく、大衆なのです。