公明党は05年の衆院選比例区でおよそ900万票を獲得しましたが、直近の12年にはおよそ710万票と、わずか7年で200万票も減らしています。
たまたま敵失で政権を取り戻しましたが、退潮傾向にあることは否定できません。
その理由は支援者の高齢化だと言われますが、要するに公明党は学会員を含め、若者から支持されていないということです。
このペースだと、5年後にはさらに200万票減らし、500万票まで落ちる計算になります。
今の公明党は、自民党と差が無さ過ぎます。
消費税アップ容認、特定秘密容認、集団的自衛権容認、原発再稼動容認。。。
これで支援者に戦えといっても、無理な話です。
消費税8%を認めて、現在のリセッション(景気後退)を招いた責任は、公明党にもあるのですから。
山口代表は、具体的な軽減税率について「8%が目安になる」と発言していますが、再増税はまだ先の話なのですから、今の時点で8%で妥協する必要は無いはずです。
5%以下、できれば0%を目指して、ギリギリまで自民と折衝すべきです。
あまりにも庶民感覚が無さ過ぎます。
今回、さらに票を減らすようであれば、与党内での存在感もますます薄れます。
そうなったならば、執行部は全員退陣すべきでしょう。