前回2017衆院選での公明党比例区得票率を調べると、全国でかなりの格差があることが分かります。
※出典元ページ
https://todo-ran.com/t/kiji/22500
ご覧の通り、西高東低の傾向がハッキリ表れています。
ただし正確には、北日本より北陸信越の得票率が低くなっています。
トップの沖縄や福岡が17.28%と、得票の2割近くを占めるのに対して、新潟は8.05%と半分以下です。
全国が沖縄並みの戦いをすれば、1000万票などとっくに突破しています。沖縄の同志がいかに先生と呼吸を合わせ、模範の団結を築いてきたかが分かります。
本土の同志は沖縄の足を引っ張っていることを恥じるべきでしょう。
得票格差は、それぞれの地域における創価学会組織の実勢力を反映していると考えられます。
要するに、北陸信越は全国で最も広布が遅れているということです。
このブログでは幹部に手厳しい意見をぶつけていますが、これは特に「北陸信越の幹部」について当てはまると考えてください。あなたたちが全国の足を引っ張っているのです!
今のままでは、北陸信越は広布の空白地帯になってしまいます。
会長や青年部長自らが、継続的に新潟や富山に支援に入り、組織を構築し直す必要があります。
最高の人材は、常に最激戦区に投入すべきです。
また、広布本陣である東京都の遅れも気になります。
全国平均12.51%の得票率に対して、都は10.81%と、平均を下回っています。
最も多くの人口を抱え、また全国の模範たるべき東京都が足を引っ張っているようでは、先が思いやられます。
東京の組織の実力は、いまや全国の平均レベルにも及んでいないということです。
その理由のひとつとして、都市部では内部外部問わず高学歴高収入の人が増加しているのに対し、学会幹部のレベルがそれに追いついていないことが挙げられます。
職場で年相応「以上」のポジションに無いような幹部では、メンバーのお手本にならないし、折伏しても説得力を持たないでしょう。
もちろんご立派な学歴などは必要ありませんが、大企業の管理職と同レベルの会話ができるくらいの知性は必要です。
「アルファベットが何の会社か分からない」「TikTokを知らない」というレベルでは、学会に限らず、今どきどんな組織のリーダーにも通用しません。
学会活動だけを頑張っていれば良かった時代は、とっくに終わっています。
池田大作青年がそうだったように、仕事にも勉学にも、信心と同等以上の情熱で打ち込むことが、21世紀のリーダーに求められている訓練なのです。
池田大作全集74 370頁より
東京の成長が、弱いように思えてならない。
東京は厳しく言えば慢心で、歓喜と求道心が薄らいでしまったからといえまいか。
どうか東京の皆様は、ふたたびみずみずしい信心の前進に立ち返って「広布の本陣」の見事な団結と勝利の歴史を開いていただきたい。