未来対話より
学会の会合は、参加すれば必ず得るものがある。
その上で、友だちとの大切な約束や、部活の練習・試合を優先することだって、あるでしょう。
信心は一生涯ですから、窮屈に考える必要はありません。
奥様によると、三男の尊弘氏が高校生の時、未来部の会合を休んで「小笠原に星の観察に行きたい」と言い出したことがあったそうです。
その時池田先生は「信心は一生涯のことだから、今回は小笠原に行かせてもいいのではないか」と言われたそうです。
普通なら、会長の息子という立場ですから、親としては何としても会合に出席させないとメンツが立たないと考えがちです。
しかし池田先生は、おおらかな考えをお持ちでした。
会合を優先させることが、信心ではありません。会合のために貴重な経験を逃しては、本末転倒です。
形式に縛られず、常に理性的、価値的に判断していくことが大切なのです。