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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

時には「満を持する」ことも必要

戸田先生は昭和33年の初登山の後、3月の1か月に渡る総本山滞在に向けて体調を整えるため、会合への出席は全て控えられました。逝去4か月前の決断です。

休養が幸いして戸田先生の体調は一時好転し、2/11の誕生日には快気祝いに出席できるほどに回復されました。

その後、最後の力を振り絞って3.16の会合に出席され、桜咲く季節に一切の使命を成就されたのです。

この時、思い切った休養を取っていなかったならば、おそらく戸田先生は3.16に出席することはできなかったでしょう。

時には、休むことも立派な法華経の修行なのです。



人生、誰にでも「勝負時」というものがあります。

アスリートならば、オリンピックや世界選手権といった大事な大会を最優先してコンディションを整えていきます。

肝心なのは、勝負時にベストを合わせることです。

人生はマラソンであり、常に全力で走り続けることはできません。いざという時に全力が出せなければ、何の意味も無いのです。

体調がすぐれない中で無理を重ねれば、オーバーワークとなり、体を壊してしまいます。

この信心は苦行ではないので、疲れたら身体を壊す前に休むのが道理です。



特に男子部は、深夜までに渡る会合や打ち合わせが多く、睡眠不足が続きがちです。

6時間睡眠が続くと、徹夜明けと同レベルまで脳の活動レベルが低下するそうです。

それでは仕事においても活動においても、適切な判断が下せるはずがありません。

心筋梗塞のリスクも上昇します。

無理を重ねて寿命を削れば、結果として南無妙法蓮華経を唱える時間が減ってしまいます。

不要不急の会合には「あえて参加しない」ことも、長い目で見て大切な価値創造なのです。





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