男子部の部長といったら、まさに実質的な組織の中核です。
男子部の組織は部長の質で決まるといっても、過言ではありません。
それだけに、部長に求められる条件は大切です。
ただ単に会合の出席率で選ぶべきではありません。
まず、最低でも任用相当の教学力は必須でしょう。できれば3級相当以上です。
確かに教学が無くても功徳はいただけますが、部員さんに指導していく上では、やはり教学の裏づけが必要になってきます。
また、本尊流布の実績も必要です。
聞法下種だけでも功徳はいただけますが、幹部として部員さんにお手本を示していくためには、やはり最後まで折伏を決めた経験は不可欠です。創価学会は折伏の団体なのです。
また、部長になってから折伏を決めていない場合、正の本部長に上げるべきではないでしょう。
本部幹部以上なら、コンスタントに折伏を決める力があって当然です。
10年も折伏を決めていない幹部は、役職を返上して指導を受け直すべきです。そんな幹部が指導していたら、誰も折伏できなくなってしまいます。
そして、定職に就いている事も、男子部幹部として当然です。
この信心をやっていて、ずっとフリーターや派遣社員のままというのは、どこかおかしい。
実証が示せていないということです。
そのような人物が部長になれば、世間に対しても部員さんに対しても説得力がありません。
もちろん、パチンコに入り浸っているとか、お酒に酔って夜の勤行をしているなど、生活が乱れている場合も、幹部にしてはいけません。
この3つを満たす人材は意外と少ないはずですが、それでいいのです。
もとより、部長は誰にでもやらせていい役職ではありません。
また、あえて正の役職に空席を作っておかないと、いざ人材が出てきたときに抜擢できません。
ふさわしい人材が現れるまで、辛抱強く祈ることです。