新・人間革命「力走」より
人間革命途上であるがゆえに(中略)配慮不足の幹部もいるでしょう。
そうであっても、恨んだり、憎んだりするならば、怨嫉になってしまう。
「どう見ても、これはおかしい」と思うことがあれば、率直に意見を言うべきですし、最高幹部にも相談してください。
もし、幹部に不正等の問題があれば、学会として厳格に対処していきます。
池田大作全集68 150頁より
今まで功労があったが、あるときは組織を乱し、あるときは増上慢となって人々のひんしゅくを買い、またあるときは、諸問題で信用を失った人がいる。
その人たちを遠ざけていかざるを得ない場合もある。
その人たちを慈愛で包容しても、多くの後輩たちがその不公平さに苦しみ、悩むからだ。
たとえ無慈悲のように見えたとしても、厳然と、広布の未来のため、また多くの人たちの納得を得るために、やむを得ず、その人たちを厳しくそばに寄せ付けない場合がある。
全集71 295頁より
退転や反逆の姿を現していなくても、組織上の立場やさまざまな権威を利用し、庶民を蔑視して、いばり、横暴に君臨していく。
そうした行為そのものが、すでに五老僧に通じる悪であることを鋭く見抜かねばならない。
芽のうちにつみとっておかねばならない。
そうでなければ、いつしか組織の中でガン細胞のように広がり、その結果、本当にまじめで、純真な庶民が苦しんでしまう。
指導者として、それは絶対に許すわけにはいかない。
こうした宿命的ともいうべき悪しき傾向に対し、私は身を挺して戦っているつもりである。(拍手)
全集74 200頁より
「正法」に敵対し、破壊しようとする生命は、ある時は外道となり、また仏教の他宗の僧などとなり、さらに正宗や学会の中に入ってきて、同様の悪を働く。
本質は三世に変わらない。
決して表面的な理由ではない。
誰かが厳しく叱ったからとか、もっと別の接し方をすればよかった等の見方も、あまりにも皮相的である。
彼らは、過去にも正法の世に敵対し、仏子をいじめてきた者らである。そのままにしておけば、ガン細胞のように、体内を侵食していく。
ゆえに悪とは断固、戦わねばならない。悪が自らいられなくなり、出ていくことによって、清浄な広布の世界を守ることができる。
安易に妥協すれば、またいつか、正法の世界に忍び寄って、仏子を苦しめる。
池田大作全集96 68頁より
戸田先生は厳然と宣言した。
「嘘つきと増上慢を、真の和合僧からたたき出していくことが、より広宣流布を早め、より真実のスクラムと団結を勝ち取ることになる」
信心はあくまで「御本尊直結」「師匠直結」「本部直結」です。
所属組織は方便に過ぎません。本籍は、全員が「創価学会」です。
この意識を失い、本部を遠く感じるようになれば、地方ごと、組織ごとに派閥になってしまいます。
幹部に意見を言っても埒があかないと感じるのであれば、本部に直接伝えましょう。何の遠慮も要りません。会員として当然の権利です。
むしろ、積極的な意見を出さず、組織内の悪を放置することこそが、怠慢となってしまうでしょう。
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