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21世紀の日蓮仏法

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人事はゼロベースで

オリンピックの代表は、過去の実績や年齢経験に関係なく、常に「その時点で最高の結果を出している選手」が選ばれます。

これが人事の鉄則です。

池田先生は、23歳で支部幹事に任命されますが、卓抜した実績からその3年後には参謀室長となり、事実上全学会の折伏を指揮しています。

人材が出現したら、間髪入れずに中核ポストに登用することが、組織の命運を分けるのです。



しかし、組織が肥大化してくると、このような「当然の人事」が難しくなります。

具体的には、遠い過去の実績に胡坐をかいたベテランが、いつまでも幹部の座に居座り、今バリバリで結果を出している若手を「指導」するような逆転がまかり通るようになるのです。

男子部を見ても、ベテランは役職ばかり高くてもいっこうに結果を出せていません。折伏を決めているのはヤングのメンバーばかりです。

そうなったら、本当はもう世代交代すべきなのです。



折伏が決まらない幹部は全員卒業させなくてはいけないし、あるいは「役職定年」として地区リーダーから再出発させてもいいでしょう。

原則として降格人事を認めないことも、学会の大きな弱点です。

一定期間折伏を決めていない部長以上の幹部は、原則として全員降格すべきです。

折伏できない幹部が指導していれば、世帯減が止まらないのは当然です。

幹部こそ、少数精鋭であるべきです。無力な幹部は有害でしかありません。



ある区で、ニューリーダーが最高の結果を出したなら、次の人事では彼が区の青年部長になるのが当然なのです。

実力があるのに若手という理由だけで登用しないのは差別であり、仏法の精神に反しています。

また、力のある青年は、自分を幹部にするように直訴していくべきです。

信心の世界に、一切の序列は無いのです。



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