日達法主が、本門の戒壇と認定された正本堂は、学会員の祈りもむなしく、悩乱した日顕によって解体されてしまいました。
もちろん、天魔は跡形も無くなるまで叩き潰すべきです。
その上で、正本堂破壊は、根本的には御仏意であり、断じて広宣流布の後退ではありません。
当時の会員が、池田先生と共に三大秘法を完成させたことは、無量無辺の大功徳です。
正本堂完成に尽力された方々の福運は、とうてい並ぶものがなく、言葉に尽くすことができません。
その功徳は無限であり、全宇宙の諸天善神に永遠に護られることは、間違いありません。
もったいなくも御本仏は、その功徳を「弟子たちにもう一度受けさせてやろう」という御計らいをしてくださっているのです。
これ以上の大歓喜があるでしょうか?
なんという有難い師匠なのでしょう。
もちろん、その前に「戒壇破壊の天魔を破る」という闘いがあります。
この功徳も、もちろん広大無辺です。
われわれが生きている間に、戒壇の再建は間に合わないかもしれません。
しかし、日顕と闘うことで、われわれもそれに劣らない功徳を受けることができるのです。
御本仏の御計らいは、どれだけ感謝してもし尽くせるものでは無いのです。