懈怠の身たる上、或は学文と云ひ、或は世間の事にさえられて、一日にわづかに一巻一品題目計なり。
四恩抄
このように大聖人は、弟子に対して、自らもつい勤行を怠ってしまうことを、ざっくばらんに書き伝えられています。
「一般論として」朝晩欠かさず勤行したほうがいいことは当たり前ですが、1日や2日サボったからといって功徳が消えるとか、罰が出るということはありません。
勤行は、危険な黒魔術の儀式ではないのです笑
祈ることは義務ではなく、権利です。正しい信仰は人間を自由にするものです。
鬼のような形相で「まだ勤行してないでしょ!」と、夫や子どもを「詰める」のは、かえって大聖人の心に背いており、完全に逆効果です笑。かえって法を下げてしまいます。
家族が勤行しないのであれば、あなたがご家族の分まで祈ってあげればいいのです。やらせる信心に功徳はありません。