日蓮大聖人は、末法の御本仏です。
南無妙法蓮華経即日蓮大聖人です。
であれば、南無妙法蓮華経ではなく
「南無日蓮大聖人」
でもいいではないかという疑問があるかもしれません。
しかし、これは違います。
御本仏が「日蓮」を名乗られたのは、30年足らずの期間にすぎません。
三世永遠に渡る名号ではなく、地球上での一時の仮称です。
他の星に生まれて広宣流布される時には、別名を名乗られるはずです。
それに対して南無妙法蓮華経は、大聖人の「宝号」です。
いわば、御本仏の本名です。
どの星に生まれてきても、南無妙法蓮華経が本名であることは永遠に変わりません。
御本仏をわれらの胸中にお呼び奉るには、ちゃんと本名でお呼びしなくてはいけないのです。
勤行とは、いわば大聖人をお呼び奉るための荘厳な儀式です。
「お題目を挙げると智慧が湧く」といわれますが、
この智慧は、悩み苦しむあなたを憐れんだ大聖人からお授けいただいたものです。
大聖人のお力だからこそ、宿業を消すことができるのです。
断じて、自分の力で祈りが叶ったなどと、勘違いしてはいけません。
それでは大聖人への報恩感謝を忘れてしまいます。
このブログも、究極的には大聖人が管理人に命じて書かせているものです。
広布が進むのは、全て大聖人のお力なのです。