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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

師匠も後悔が絶えなかった

新・人間革命「緑野」より

伸一は、常に熟慮に熟慮を重ねて、物事の結論を導き出してきた。

しかし、それでも、時として悔やまれ、自分を責めることもあった。

すべての責任を担って、「最善の道」を目指そうとすればするほど、反省は尽きなかった。

「悔恨がないのは、前進がないからである」とは、トルストイの達観である。






師匠も凡夫であり、超人ではありません。

判断を後悔することもあります。

真偽は不明ですが、池田先生はかつて「公明党に人材を送りすぎた」と言われたことがあったそうです。

全国には数千人の議員がいますが、その大半は、地域で組織の中核を担ってきた人材です。

つまり、公明党の議員が増えれば増えるほど、組織の人材は不足してしまうことになります。

もとより、政治次元の戦いだけで広宣流布は実現できません。

あらゆる分野に偏りなく人材を輩出することが必要であり、その根源となるのが学会の組織です。

公明党があまりにも伸びすぎたがゆえに、かえって組織が弱ってしまった面があったのかもしれません。

前代未聞の挑戦に失敗はつきものです。肝心なのは、失敗を失敗として潔く認め、未来への教訓としていくことなのです。




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