参院選の結果が確定しましたが、公明党比例区の得票は521万余にとどまりました。新生公明党としてもちろん過去最低です。
準備期間ゼロだった前回衆院選と比べても、75万票もの激減です。
小選挙区も、当選は7人中4人にとどまりました。
結果、自公は参院でも過半数を失い、安定政権は完全に崩壊しました。
都議選でも「学会員が公明党から離れている」という分析がありましたが、今回の結果はそれを裏付けているといえるでしょう。
Fが票にならないとか以前に、学会員自身が石破自公を見限っています。
物価高により、消費税負担は自動的に増大しています。国民負担が想定以上に増えている以上、大至急の減税が必要なのは、ミジンコにも分かる理屈です。
ルールは実にシンプルで「減税に消極的な議員は議席を奪われる」だけです。負けるべくして負けた選挙です。
今の執行部は、国民生活ではなく、自公連立の維持が最優先課題になってしまっています。
公明党が国民の敵となるなら、当然潰さなければなりません。少なくとも、減税に反対の議員は全員落とさなければなりません。
「減税か、壊滅か」
党に残されている道は、この2つだけです。
支援者は党の奴隷ではない。議員を選ぶのは支援者の当然の権利です。
とりわけ世代交代を拒み続ける限り、学会員の公明党離れは加速する一方でしょう。