池田先生の人格において「スケールの巨大さ」は絶対に外せない要素です。
スケールの小さい正義など、巨悪の前では無力です。小善で満足する生き方は、結局は巨悪に加担してしまいます。
大悪を滅ぼすには、それ以上に巨大な正義が不可欠です。
先生の弟子であるならば、まずスケールの大きい青年になることが第一です。
当時、世界一の権力者だったゴルバチョフと対談を重ねるなど、池田先生のスケールは明らかに日本の在家仏教指導者という次元を超えています。
幼少期から「世界一の太平洋」を目の前に育ったことが、スケールの巨大さを育んだのかもしれません。
先生は若き日からベートーヴェンを敬愛していましたが、「第九」は間違いなく史上最も壮大なシンフォニーです。
読書にしても「戦争と平和」など、すべて歴史を代表する大作ばかりを愛好されたのが池田先生です。
発刊されたばかりの御書を100冊注文したというエピソードもあります。戸田先生の事業が苦境にあった時には、1日6時間もの唱題に挑戦されました。
すなわち何をするにも常人離れしたスケールだからこそ、これほど偉大な人生を歩まれたのです。
青年にはひとまず「池田大作全集」150巻の読破に挑戦することをお勧めします。たぶん会長も読めてません(笑)
活字は無理だがマンガなら読めるというのであれば、「手塚治虫全集」を読破してみてはいかがでしょう。全300巻です。
要は何にチャレンジするにしても、人の10倍100倍のスケールで取り組むことです。
それこそ、師匠と他の最高幹部の最大の違いなのです。