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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

アスペルガーの同志をどうフォローしていくか

近年、発達障害が大きな課題となっていますが、その中でも代表的なのがいわゆるアスペルガー(自閉症スペクトラムの一種)です。

アスペの人は集中力が高く知能は正常なため、高学歴の持ち主が多く見られます。教学の理解力も高いです。

そのため、学会の組織においても人材とみなされ、早くから幹部に選ばれることがあります。

しかしながらアスペの人は、他人の感情を読み取ることがとても苦手です。なおかつこれは先天性特性なので、治療や訓練によって克服することは困難とされています。

たとえば、女子部に対して「まだ独身なんですか」「太りましたね」などと発言することが失礼であるとか、その人を傷つけていることが自覚できないのです。

すなわち、アスペの人材を幹部に上げてしまった場合、担当メンバーに対して「悪意なきパワハラ・暴言」を繰り返すリスクがとても高くなります。

これが原因で活動から離れたメンバーは相当数にのぼるでしょう。



しかし、本人も周囲も原因が発達障害と気づいていませんから、人格や信心の問題とみなされてしまい、彼は組織から厳しい指導を受けることになります。

それでも苦手を克服させるために、あえて幹部を続けさせるケースが大半でしょう。

しかしアスペは発達「障害」なのだから、どれほど厳しく指導訓練を受けても、健常者レベルまで改善することは困難です。

学会の中には「どんな病気も障害も信心で克服できる」「できないのは信心が足りないからだ」という、牧歌的な狂信がいまだ残っています。もちろん池田先生はそんな指導をされたことはなく、単なる「迷信」です。

人それぞれ宿業が違うので、顕益は全てのケースで出るわけではありません。奇跡的に治る場合もあれば、そうでない場合もあります。



端的に言って、アスペの人は「幹部には」向いていません。

適性のない役職をやらせ続けることは、本人にとってもその組織全体にとっても迷惑です。

これはもちろん「アスペの人が成仏できない」という意味ではありません。役職と信心は無関係です。

幹部となって大勢のメンバーをマネジメントする立場より、教学などを突き詰める専門職的な立場の方が、本人の適性に合っており、組織に貢献できるはずです。

全員を幹部に育てようとし、幹部だけしか評価しないのは、創価学会の一番悪い癖です笑

「人材」といっても、木材の人だけでなく、石材の人もいれば、釘の人、瓦の人もいます。

瓦を積んで柱を建てようとしても、うまくいくはずはありません笑

桜梅桃李、すなわち適材適所が仏法の大原則なのです。


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