新・人間革命「先駆」より
学会は、全国民のために政治を任せるに足る人格高潔な人材を推薦し、政界に送り出すことはしたが、学会として、直接、政策などに関与することは無かった。
学会が推薦した参議院議員が、伸一に政策の決定について相談を持ち掛けると、彼は、キッパリといった。
「それは、あなたたちが悩み、考え、国民のために決めるべき問題です。私の思いは、ただ全民衆のため、平和のために、戦ってほしいということだけです」
池田先生は仏教者であって政治の専門家ではないので、個々の政策について要望されることはありませんでした。
当然、学会から政策についての要望を党に伝えることもありません。
これは専門家である議員たちが責任を持って議論し、決断すべき問題です。
元職員3人組は「安保法制を師匠が許可されたか明らかにしろ」などと求めていますが、それこそ師匠の理念を理解していない証です。
ただしもちろん、広く国民・支援者の意見を聞いた上で政策を決めなければ、独断となってしまいます。
「票は出しても口は出すな、党の決定に黙って従え」というのでは、一心同体の強制であり、全体主義です。異体同心の団結に背くものです。
支援者には政策その他のことについて、党に自由な意見を述べる権利があります。
学会を通す必要などなく、直接議員や党本部に言えばいいのです。
公明党は民主主義の模範となる政党でなくてはいけません。
カン違いしている議員がいたら、青年が厳しく叱っていくのです。
政教分離5原則に定められているように、
学会員には公明党に投票する「義務」などなく、誰に入れるかは自由です。
共産党に投票している学会員も大勢いますが、それを理由に除名されることなどありません。つまり破和合僧には当たりません。
政策や人物に納得できなければ支援しないのは当然であり、その全責任は党にあります。
あなたの声が公明党を創っていくのです。
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