池田会長講演集第1巻より
親というものは、とかく自分の生きてきた過去の世界の中で子供を育てようとしがちである。
親の世界から一歩でも出ようとすると、それを食い止めようとする。
それに反して子供は、すでに出発点から新しい時代に呼吸し、新しい世界観の中に生きております。
親子の摩擦というものは、ほとんどがここから生じているといっても過言ではない。
その本質は、古き世界に生きてきた人が、その世界の中に堅く閉ざされ、新しい、力あるものに対し、抵抗するという原理を示しているものと考えられる。
池田先生ご自身も、創価学会に入ったため実家から勘当された経験をお持ちです。
まさしく三障四魔であり、避けて通ることはできません。
もともと学会は多くの青年を惹きつけたがために、親世代から激しい反発を招きました。また、そうでなければ「青年学会」とは言えません。
真の信仰は「ロック」そのものなのです。
青年が世代交代を求めることは、決して悪ではありません。それは一人前に成長した証であり、そうした青年がいない国家民族は例外なく滅びる運命にあります。
学会や公明党も、例外ではありません。近年の退潮の原因が、世代交代の遅れにあることは明白です。
ブルーハーツも「大人たちに褒められるようなバカにはなりたくない」そう歌っています。
君たち青年が声を挙げ、再び師匠直結の、君たちの青年学会を築いていくのです。