法華経の智慧より
生命には多様性がある。
それでいて、法則的であり、一定のリズムがある。
しかも生命には開放性がある。
外界と交流し、物質やエネルギーや情報をたえず交換する開かれた存在である。
それでいながら、自律性を保っているのが生命です。
生命は常に呼吸・飲食・排泄などで外界と物質交換しています。
もし、完全に外界と遮断されたら、数分も生きていかれません。
まさに環境と自己は一体なのです。
独裁国家やカルト教団は、必ず閉鎖的です。また、各人の個性を認めません。
何につけても、閉鎖は生命力を奪ってしまいます。
生命の殻を打ち破るのが、仏法の目的なのです。