池田大作全集100 90頁より
「正しき人」が悪の上に立たねばならない。
それでこそ組織は、悪を正し、悪を排除しながら、まっすぐに伸びていくことができる。
小善の前では、悪の存在はたいして目立たない。
しかし、大善を前にすると、その狂いが明らかになる。
犬が、獅子の前に立つようなものである。
学会には幹部が大勢いますが、残念ながら偽物も大勢います。
本当の戦いを避け、折伏で結果を出さずに、うまく立ち回り、年功序列で役職だけ上がっていくパターンです。
一度役職が上がるとめったに下がることはないので、そのまま大きな顔で指導し続けることができるわけです。
まさに、現代における天魔といえるでしょう。
彼らの正体を明らかにするのは、大善しかありません。
つまり、君たち青年が、不適格な幹部を厳しく正し、時には組織から叩き出していくのです。
大善とは、大悪との戦いそのものなのです。