100文字の幸福抄
人生とは劇である。
「結末が幸福なら喜劇、結末が不幸なら悲劇」である。
途中がどうあれ、最後がよければ喜劇となる。
これは、決して一般論の指導ではありません。
仏法では、臨終の境涯で死後、そして来世のスタートが決まると説いています。
ゆえに、「仏界の境涯で生涯を締めくくれるか」が、信心の目的となります。
それ以外は、全ておまけといっていいでしょう。
そして、それを阻むために、臨終の瞬間まで、障魔が競い起こります。
黄金の人生であっても、最期に退転すれば負けです。
命ある限り、南無妙法蓮華経を信じ唱え抜く。
その臨終を実現するための仏道修行なのです。