日蓮仏法では、大宇宙そのものが巨大な生命体であると考えます。
現代物理学では、宇宙には生命も知性もない、単なる時空間であるとしています。
しかし、宇宙が生きていないのであれば、現に我々が生きている事実を説明できません。
宇宙活動に生命が内包されているのは紛れもない事実です。
したがって、「宇宙は(部分的であれ)生きている」と考えるのが必然的な結論となります。
同様に、もし宇宙に知性が存在しないとしたら、人類が知性を持っていることを説明できません。
「宇宙の中に宇宙以上の知性が誕生する」
ことは、矛盾してしまうからです。
したがって宇宙には、少なくとも人類と同レベルの知性が内包されているわけです。
このように仏法は、論理的にも現代科学を超えた整合性を持っています。
最高の生命哲学なのです。