マッカーサーは「働かざる者食うべからず」と宣言し、戦後日本はモーレツガンバリーマンに支えられて経済発展しました。
それは、一次元的には成功でしたが、同時に資本原理主義・拝金主義をもたらしました。
つまり「人間の価値はより大きな金額を稼げるかで決まり、稼げない人間は無価値」というカルト思想です。
つまり、まだ自立していない青少年や老人、非正社員やパートタイマー、特に一生働けない障がい者などは、社会のお荷物でしかない、価値の低い存在とみなされます。
これは、形を変えた優性思想であり、本質的にはナチズムと同様です。
そもそもコスト論をもちだすなら、まずはペットの飼育を禁止すべきです。
ペットは何一つ具体的な生産活動をしません。日本全体ではペットを養うために莫大なコストがかかっています。
それ以前の問題として、人類の存在そのものが、地球にとって大きなコストです。
そもそも生きることはカネがかかります。死ねば全く働く必要はなく、老後の心配も不要です。
つまり、コスパを突き詰めるのなら、今すぐ全人類を皆殺しにすることが、最も無駄が無いという計算になってしまいます。
まさに、AIが導き出すような狂った結論です。
経済活動は、生命活動の手段にすぎません。断じて、生命を経済の手段にすることがあってはなりません。
世界一の大金持ちであろうと、また借金王であろうと、生命の価値は全く等価なのです。
仮に、あなたが全く働けないとしても、後ろめたさを感じる必要は全くありません。
あなたが今働けないのは「宇宙の意志」ですから、堂々とお荷物になってください笑
それが、あなたの使命です。
もちろん「働けるのに怠けて働かない」場合は、使命の放棄になります。
法華経には「衆生所遊楽」と説かれています。
生命は、遊楽するためにこの世に生まれてくるのです。
何人にも、その使命を妨げる権利はありません。
お金になるかどうかなど、二の次です。
食べることだけが楽しみでもいいのです。宇宙レベルから見れば、それがあなたの「仕事」です。
テレビを観るだけ、音楽を聴くだけの人生でもいいのです。宇宙意志は、その仕事をあなたに与えたのです。
誰もが、自らの使命を楽しく全うする権利を持っています。
法華経の思想のみが、末法の人類を正しく導く力を持っているのです。