青木妙子氏の回想によると、昭和30年4月、午後10時から女子部の会合があると戸田先生に申しあげたところ、烈火のごとく激怒され、すぐ中止するよう電話させられたそうです。
「会長の命に従わないのなら、学会をやめなさい!」
とまで言われたそうです。
当時は戸田先生の意向により、9時以降の会合は厳禁でした。
にもかかわらず、現場幹部が女子部を深夜に集めて活動していたら、家族の理解も得られず、学会が非常識な団体と思われてしまいます。
青木氏だけが悪かったというのではなく、当時の幹部の中にも、「結果さえ出せば師匠の指導を無視しても構わない」という空気があったわけです。
「まず師弟ありき」の学会ですから、師匠に従えないのであれば、まず学会から出てください。
あなたには、創価の看板や役職を使って弘教する資格はありません。
学会員が無智なだけで、日蓮系の教団など世の中にいくらでもあります。三代会長を師匠と思えない人が、あえて学会員でいる意味はありません。好きな教団を選んで移ってください。
福沢諭吉を先生と思えない受験生が、慶應義塾に進学する必要がないとの同じです。なぜなら慶應は永遠に福翁の「私塾」であるからです。
創価学会も、良い意味において永遠に三代会長の私塾であり、個人商店です。
生涯、師匠に学び実践し続ける覚悟の持ち主だけに、学会員の資格があるのです。
追記
日付記載に誤りがありました。お詫びし訂正いたします。