池田会長講演集第一巻より
私は常に先輩を大事にし、立ててきました。
終始、部隊長を守り切って戦ったのです。
しかし、時には部隊長の無理な指導に矛盾を感じ、部隊長はもう少し後輩に対し思いやりを持ち、納得のいくようにしたらどうか、こう心の中で思ったこともありました。
幹部は一人いい子になり、人に認められて立身出世しようと思い、同志や後輩を踏み台にするようなことは絶対にあってはならない。
いつの時代にも、おかしな先輩や中心者はいるものです。
彼らを放置しておけば、組織そのものが崩壊してしまいます。
一般論として、中心者を守って仲良く団結していくことは当然ですが、それは決してなれ合いや甘やかしであってはなりません。
非常識な言動を繰り返す中心者には勇気をもって注意を与え、場合によっては大勢の後輩を守るために交代させることも必要です。