組織は生き物であり、会員の実情に応じて、常に変化させていかなくてはなりません。
戸田先生の急逝後、当時の理事長は学会を率いることができるのは池田大作青年しかいないと判断し、彼のために「総務」という役職を新設します。
これは実質的に会長代行ともいうべきポストであり、この時点で池田先生は事実上、学会全体の指導者となったのです。
わずか30歳の青年に全責任を託したわけですから、当時の理事長も思い切った決断を下したわけですが、これは大正解でした。
青年リーダーの力で、学会は未曽有の拡大を実現し、日本を代表する宗派に成長しました。
日蓮大聖人は数え年31歳で立宗されました。
在家信徒の中心者である四条金吾も、青年でした。
日興上人が一切を相承されたのは、36歳の時です。
弟子の中心者である南条時光も、やはり青年です。
広宣流布のリーダーは、いつの時代も青年なのです。