創価学会指導集1 149頁より
職場を御本尊と思って大切にし、その中で大勝利者になっていくことだ。
職場を放棄してはならないし、職場において落伍者になってはいけない。
新・人間革命「潮流」より
懸命に働かず、ただ信心に励めば、もっとよい仕事が見つかるなどというのは、現実から逃げている姿です。
「信心は一人前、仕事は三人前」やりなさいと、戸田先生は言われた。
また、大聖人は「御みやづかいを法華経とをぼしめせ」と仰せになっている。
職場の第一人者となり、信頼を勝ち得ながら、信心に励んでいく中に、自身の成長があるんです。私もそうしてきました。
学会員ならば、誰よりも懸命に働き、そして、能率を上げ、良い仕事をするために、研究、工夫していくことです。
創価学会指導集1 205頁より
御本尊を拝んでいるから、学会活動をしているからといっても、人間として自身の人間革命が無ければ、福運をあらわしていくことはできない。
戸田先生は、仕事に不熱心なことはそれだけで謗法だと断じられていました。
社会人がちゃんと働くのは、学会活動以前の話です。
理由もなくブラブラしているメンバーがいたら、定職に就くまで、活動への参加を禁止すべきでしょう。
創価学会は、ニートやフリーターの暇つぶしサークルではありません。
生活の乱れたメンバーが増えれば、組織に悪影響を及ぼします。
ことに、幹部は社会人として模範を示さなければいけません。
壮年男子の幹部ならば、職場においても、年相応「以上」のポジションにあることが求められます。
男子部を卒業する歳になっても、年収300万のヒラリーマンでは、とうてい法華経の実証を示したとはいえず、メンバーのお手本にはなりません。
組織でご立派な役職を授かっているのに、実社会でいつまでも下っ端のままというのでは、間違いなく信心が狂っています。
立正安国は、法華経の行者が各界のリーダーになることで成就されます。ヒラのままでいいという一念は、それ自体が立正安国の放棄であり、「日蓮と同意」とは言えません。
仏法は勝負であり、現代社会においては、職場で勝利することこそが成仏なのです。