新・人間革命「開道」より
彼(伸一)は、仏法用語はほとんど使わなかった。それは、通訳をしてくれている駐在員が、仏法についての知識がほとんどないことを、考慮してのことであった。
また、難解な用語を使わなくとも、仏法について語ることができなければ、仏法を世界に流布していくことはできないと、考えていたからでもある。
今日において仏法を広めていくためには、今日の平易な言葉で仏法を語れなくてはいけません。
たとえば、折伏は「仏法対話」です。
みんな、入信を勧めることを折伏と勘違いしていますが、法華経を語るだけで折伏になります。
より分かりやすく法を説くためには、より深く仏法用語を理解する必要があるのです。