新・人間革命「虹の舞」より
社会と学会の間に壁をつくってはならない。
「激闘」より
「仏法即社会」です。これからは、「広宣流布即地域貢献」と考えるべきでしょう。
いつも学会員だけで集まって、何かしているというのでは、社会での信頼を勝ち取ることはできません。
「萌芽」より
立正安国の精神とは(中略)平和社会の建設に、取り組んでいくことです。
その基本は、教団として何かを行う場合もあるでしょうが、むしろ、個人個人の自発的な行動が中心となります。
カルトの特徴は、必ず閉鎖的であることです。
閉鎖された環境では、必ず社会の常識から乖離した価値観が暴走し、全員が不幸になっていきます。
まして学会は「民衆そのもの」「市民そのもの」「人民そのもの」なのですから、断じて社会から断絶した団体であってはなりません。
かの四条金吾は幕府を代表する名門・江間家の執事という重職にありました。
南条時光も、若くして地頭の責務を果たしていました。
創価の青年は、宗教屋を目指したり、まして幹部になることを目標に信心することがあってはならない。
結果的に幹部になることはあるかもしれませんが、学会員はあくまで在家の団体であり、実社会において実証を示していくことが本道です。
いかに組織で活躍し、折伏を重ね、教学に長じていても、現実社会で敗残者であったならば、かえって法を下げてしまいます。
もちろんそれは、金持ちになるとか有名人になるとか、表面の話ではありません。
師匠も「自発的」と念を押されていますが、大切なのは自分自身が心から望む人生を全うすることなのです。そこに画一的な答えはありません。
結局、使命は自分自身の生命で感得する他ないのです。
「平凡なる庶民の王者」であってください。