新・人間革命「新時代」より
戸田先生は、よく外交のできない者は信じるなと言われた。
「飛躍」より
外交を行う場合には、自分が全学会を担い立つのだという、「全権大使」の自覚がなければならない。
全体感に立つことです。
そうでないと、部分的なことに目を奪われ、判断を誤ってしまうこともある。
組織内では幹部として大きな顔をしていても、外部とはまともに仏法対話できないニセモノは多いものです。
君たち青年は、そういうピエロ幹部になって、皆に嘲笑されないようにしてください。
外交力を磨くには、折伏しかありません。
また折伏においては、誰もが学会の代表、さらには蓮祖の代理という立場です。男子部とか、所属組織など対話相手には関係ないことです。
君が法論に敗れたとすれば、それは日蓮大聖人が敗れたことになってしまいます。
ケンカ腰になる必要はありませんが、そのくらいの自覚で威風堂々と対話に臨まなくてはいけません。
まして、幹部が軽々と論破されてしまうようでは、法を下げる一方です。
そもそも、一度でも法論に敗れてしまえば、あなたはもう心から南無妙法蓮華経を信じられなくなってしまいます。肉体を殺されるより、信心を殺される方が恐ろしいのです。
折伏するからには、命がけで法を学んでいかざるを得ません。
折伏抜きで真に学会精神を会得することなど、不可能なのです。