新・人間革命「若鷲」より
伸一が多忙に多忙を極めたこの時期に、学生部への講義をいっさいの行事に最優先させてきたのは、広宣流布の壮大な未来図を実現するためには、新しい人材の育成が、最重要の課題であると考えていたからだ。
また、もともと病弱な身でありながら、心身を削るかのように、日々、フル回転し続ける伸一には、自分はいつ死ぬかもしれないという思いがあったからでもある。
学生部の代表への伸一の講義は、彼の生死をかけた、後継の人材の育成であったといってよい。
かつて戸田先生は、事業の苦境で自らが会合に出席することも難しい状況の中、池田大作青年の訓練を一切に優先させ、真正の弟子を育て上げました。
池田先生も、師と同様です。
全てを青年に捧げるのが、仏法者の在り方なのです。
逆に、青年を自分の都合のために利用しようとする大人は、第六天魔王の使いです。
万が一そのような幹部や先輩が現れたら、断じて許さず、組織から追放していきましょう!